Excel講座 実務で使える関数編の内容をご紹介します! その3
「Excel講座 実務で使える関数編の内容をご紹介します! その2」の記事では「SUBTOTAL関数」を取り上げましたが、今回は「XLOOKUP関数」についてです。
売上管理や在庫管理、社員管理など、Excelでデータベースを作成する場合に使用する関数を思い浮かべてみてください。いくつかの関数と共に「VLOOKUP関数」が挙がるという方がほとんどなのではないでしょうか?
今回ご紹介するXLOOKUP関数は、VLOOKUP関数の欠点をカバーしてより使い勝手を良くしたもので、基準となる表データから値を検索し、一致した行(列)ごとのデータを返す関数です。
VLOOKUP関数は、検索したい項目が複数あるからと数式をコピーする場合、参照先の列番号を考慮する必要があります。また、検索値は基準となる表の一番左でなければなりません。
しかしXLOOKUP関数では、スピルを使用して行ごとデータを取り出すため、数式をコピーする必要がありませんし、検索値は基準となる表のどの列でも構いません。
※スピル:数式を入力したセルだけでなく、隣接するセルにも結果が返される機能
また、この記事の下部にある画像では省略していますが、結果がエラーだった場合に表示する内容を指定したり、検索値を探す方法(完全一致、近似値の大きい順、小さい順など)やデータ検索時の検索方向(先頭から、末尾からなど)を指定したりすることもできます。
Excel2019以前のバージョンでは使用することができませんが、使用してみるととても使いやすく、便利な関数です。
Mana-Viva(マナビバ)の「Excel講座 実務で使える関数編」では、その他にも、IFS関数やSUBTOTAL関数(過去の記事にてご紹介しています)、INDEX関数とMATCH関数の組み合わせなど、実務で使える!役立つ!関数を学習することができます。
便利な関数の使い方を身に付けて、実務力をアップさせましょう!
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